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Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
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[転載]よく食べ飲む安倍氏 このスタミナに期待できるぞ

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飾らない安倍氏の素顔です。
この時期の大変な局面に対峙しながら、それでも夜は大いに食べ、飲む。
政治家はやっぱり、こうでなくっちゃね。
(以下、産経の報道記事)
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【水内茂幸の夜の政論】
よく食べ飲む安倍氏 民主との連立慎重

2012.11.18 18:00産経突然の争点 金融政策に火の粉
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ビールをあおる自民党の安倍晋三総裁=東京都渋谷区の「可禮亜」(酒巻俊介撮影)
 野田佳彦首相がついに衆院を解散した。本会議場の記者席で水内の脳裏に浮かんだのは「こりゃ大変」の一言。なぜなら解散の約1週間前、自民党の安倍晋三総裁に政権を追い込む手法などを伺っていたからだ。政治状況の一変に仕切り直しも考えたが、民主党への厳しい思いや「太陽政策」の真相、目玉の金融緩和策、何よりたらふく食べ、飲む姿がお蔵入りするのは忍びない!速いペースで焼肉を平らげ、日本の処方箋を語る安倍さんには、政権を担う気力、体力がみなぎっていた。12月16日の決戦に向け準備万端だ。
 安倍さんと待ち合わせたのは、東京都渋谷区の炭火焼肉「可禮亜(カレア)」。店は甲州街道沿いの目立たない場所にあるが、ダウンタウンの松本人志や宮沢りえ、劇作家の野田秀樹らが通う隠れた名店だ。安倍さんは官房長官時代の平成18年から通い始めたという。
 「僕は特に内臓系が好きでね。知人にこのお店を紹介されたんですよ。自宅にも近いから」
 
安倍さんは早速「お姉さん、ビール!」と注文。「お酒は大丈夫なのか」と驚く水内を横目に、手はサッとメニューに伸びる。
 「まず特選ネギタンを2人前。ハラミ3人前。カルビは3人前。あとホルモンだよね。特上ホルモン2人前。ミノも2人前。ハツもいっちゃうか。丸腸もね。サンチュ2人前。野菜サラダをどれくらい頼みましょうかね。トマトも2つ欲しい。キムチの盛り合わせはたくさんがいいな」
 取材には、カメラマンの酒巻氏に弊社記者2人も同席しているが、結構な量ですよ・・・。
 「ホルモンは女性が苦手だよね。僕らがクラス会をやると女性はなかなかはしを伸ばさない。だが僕ら世代の女性は難敵でも、最近の若い女性はそうじゃないんだよな。だから昔より今の方がホルモンははやっている。ちょっとうれしいよね」
 早速ビールが運ばれてきた。乾杯! 安倍さんは「あーうまい」とのどを鳴らす。この日は地方講演を終えた足で、東京駅から駆けつけてくれたのだ。
 「僕はグルメじゃないが、コース料理じゃなく、自分で注文するアラカルトが好き。居酒屋形式だよね。昔はコース型の宴席に出る機会も多かったが、今はほとんどなくなった。コースがあふれる料亭政治も、僕らの一世代前が最後じゃないかな」
 そういえば最近の民主党の首相経験者には、退任直前、ご家族で赤坂の料亭に繰り出す方もおられました。
 
 「そりゃ権力者が政権末期に陥る典型的なパターンだよね」
 安倍さんが衆院選で目指すのは、民主党政権の打倒。「無駄削減で16・8兆円の財源捻出」「米軍普天間飛行場の沖縄県外移設」など、この3年半の政局は内政・外交とも混迷を極めた。
 水内も「チルドレン・ファースト」という民主党の政策に少しばかり期待し、3人も子作りに励んでしまった。だが子ども手当は1人あたり月額2万6000円から1万円(0~2歳、第3子以降は1万5000円)に削られ、年少扶養控除は廃止。はーっ。期待した僕が浅はかでしたよね。
 安倍さんは「ハハハハ」と笑いながら、水内の郷里・新潟出身の田中真紀子文部科学相を切り口に、民主党の病巣を語り出した。
 「真紀子さんの幻想ってなくなったよね。彼女は父・田中角栄元首相の天才的なカリスマ性を引き継いだが、マネジメントはメチャクチャだ。今回の3大学不認可問題でも、彼女は1分で分かる認可のシステムを『お黙り!』なんて怒鳴り上げ、役人に説明させなかったのではないかな。『認可しないのに勝手に建物を作って』というが、建物を立ててから認可申請するのが今の規則。これを理解できなかった。岡田克也副総理も役人出身なら分かるはずなのに、真紀子氏を擁護して恥をかきましたよね」
 店のおかみさんが炭に火を付け、「特製ネギタン」が届いた。「ゴーッ」という音が期待を高める。安倍さんは「焼くと結構縮むね」といいながら、次々と口にほうり込む。適度の脂加減が絶妙だ。
 「大臣になって日が短いのに、彼女はやらかしましたよね。朝鮮学校の授業料無償化問題も再浮上してきた。彼女は北朝鮮の日本人拉致事件を抱える新潟出身なのにさ」
 安倍さんは自らトングを握り、肉をひっくり返し始めた。次期首相最有力候補に肉を焼かせるなど上司に怒られそうな場面だが、安倍さんはニコニコしながら焼き上がった肉を届けてくれた。
 「そういえば、仙谷由人元官房長官から内容証明郵便をもらったな」
 仙谷氏は、安倍さんがフェイスブックに載せた「政治家としての『中道』とは何か」という問いかけに憤慨し、内容証明で公開討論会を申し込んだ。
 「『内容証明』というやり方に、最初はどんな左翼弁護士が手紙を寄こしたのかと思ったけど、仙谷さんだったね。野田さんなら党首討論でぶつかるが、残念ながら個別議員すべてに対応できる時間はない。だから『フェイスブックに意見を書き込んで。私も答える』とメッセージを出したんですよ」
 でも、フェイスブックだと「友達」申請しないとメッセージが書き込めないのでは。仙谷さんと友達になりますか。
 「大丈夫。僕は友達申請しなくても書き込めるようにしてあるから!」
 小気味よく民主党の重鎮を斬る安倍さん。トングは「特上ホルモン」に伸びる。「ホルモンってどれくらい焼いたらいいか分からない。みんな『半ナマ』で食べる勇気を持たないでしょ」とくったくない。
 
 店自慢の特上ホルモンはプルンプルン!脂はしつこくなく、かつジューシーなできばえだ。安倍さんも「うまい」とうなる。特定の産地にこだわらず、時々で最上な国産大腸を仕入れているのだそうだ。
 民主党に厳しい言葉を浴びせる安倍さん。ただ自民党内には、次期衆院選後に自民、公明、民主3党による連立政権を願う声も少なくない。安倍さんはどう考えているのですか。
 「例えば前原誠司国家戦略担当相、玄葉光一郎外相・・。うちの党内には、彼らが唱えるレベルの外交・安保論を話せる議員はたくさんいる。いきなり『自公民』で力を借りるってのはどうなんでしょうかね」
 安倍さんは慎重に言葉を選びながらも、考える方向性は伝わってくる。
 他方、日本維新の会などの「第3極」との連携はどうですか。
 「維新の橋下徹代表代行は、僕の地元の山口県下関市で街頭演説前に『ここでやります』と電話してきた。僕は『どうぞ。下関のフグを堪能してください』と返信。演説会場は地元民が少ない観光地を選んだそうだから、橋下さんなりに微妙な気配りがあるんでしょうね。ほら、なんてったって『維新の会』だから、長州征伐するわけにいかないでしょ」
 ただ第3極は橋下氏ばかりでない。太陽の党を1週間で解党した石原慎太郎前東京都知事は橋下氏と合流。みんなの党の渡辺善美代表も連携を模索している。消費税増税や原発問題など、重要政策の相違は置き去りだが、大丈夫なのだろうか。
 「この3氏のトリオは合わないと思うよ。バラバラじゃみんな死ぬという思いが強いんだろう。まずはお手並み拝見ですよ」
 
第3極が政策抜きに連携を急いだのは、安倍さんが進めた「太陽政策」も間接的に影響したといえる。安倍さんは赤字国債の発行など懸案処理を積極的に進め、首相を年内の衆院解散・総選挙に導いた。いわば圧力型の「北風」より「太陽」。水面下の談合を重視した従来の自民党の国会対策とは明らかに違う。政権維持のためうそをつきまくった民主党だけに、「握る前にバンバン譲れ」という手法に不安はありませんでしたか。
 安倍さんは炭酸入りマッコリをのどに流す。
 「基本的に私は任期が3年あるんだよ。率直にいえば、余裕はある。ここで解散を決断しなければ、年明けに首相の首はより絞まる。そもそも解散するのは国を救うためで、自民党の党利党略においては必要ないことだ。意味が分かるかな。ここは重要なポイントだよ」
 目先より今後を見た姿勢が、野田首相の心を溶かしたということか。
 「ちょっといいですか」と店内のお客さんが写真撮影を頼んできた。安倍さんは「はいはいはい」と握手しながらカメラに笑顔をみせる。案内した店の名物女将・丸山いすゞさんが「安倍さんは優しいからね」と目を細めた。
 付けタレに野菜と果物をふんだんに使った丸腸、ミノ。A5ランクの和牛で仕上げたカルビ・・安倍さんは「途中でペースは落ちるね」といいながら、結構食べていますよ。
 紹介できない超毒舌トークも飛び出した後、安倍さんは「あーおなかいっぱい」と一言。丸山さんが締めのアイスクリームを運んできた。
 
「政権に戻ったら、自民党は経済政策を大きく変える。
デフレ脱却にグンと比重を置きますよ」
 安倍さんがスプーンを握りながら語り出した。
 安倍さんの一貫した考えは大胆な金融緩和で銀行の資金貸し付けを増やす景気浮揚策。だが、財務省やメガバンク関係者には異論も多い。
 「デフレ脱却には、中央銀行の徹底した意思が必要だ。円高克服もその1点に尽きる。かつてスイスはフラン高に悩み、市場介入でもうまくいかないとき、中央銀行は『フランが目指すレベルに下落するまで無制限にフランを発行する』と鉄の意志を示した。ファンドはお金を刷る中央銀行と敵対ポジションを取れなくなった」
 「日銀が一般銀行にドンとお金を預け続けることで、冷え込んだ心理も変わってくる。今一般銀行が日銀に預ける際の利息は0・1%。一般向けに0・0何%の利息で集めた金を日銀に預ければ、自動的にもうかる仕組みになっている。これじゃ日銀に金が集まるだけだ。金融緩和で市場の通貨量を増やし、一般銀行の貸付金利を下げる。それが投資を生み、経済成長につながる。一時的に日本国債の金利は上がるだろうが、1%の成長で4%税収は伸びる。財務省も改革を恐れちゃダメだ」
 まだ衆院選前だというのに、市場は即座に安倍さんの発言で反応する。15日には「日銀は貸し出し圧力を強めてほしい」と講演した途端、円は終日対ドル・対ユーロ安の展開となった。すでに自民党政権の復帰を織り込んで動いているのだ。
 そんな安倍さんが目の前で、ニコニコしながらアイスを平らげている。何とも不思議な感じだが、食べた肉とお酒の量から類推するに、政権を再度担う準備は整ったようだ。何より抜群に明るい!
 米国との関係修復、対中外交、景気対策・・。野田首相が自民党を皮肉った言葉を借りれば、民主党政権の「負の遺産」はあまりに多い。安倍さんが即座に手術すべき懸案ばかりだが、ヤブ医者に愛想が尽きた国民は、名医の登場を待っている。
 
 

転載元: くにしおもほゆ


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