Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

最初は親切そうに近づいてきた。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

昭和25年(1950年)1月、中華人民共和国共産党政府(中共)は「人民解放軍の基本的課題は、本年中にチベットを帝国主義国家の手から"解放"することにある」という声明を出します。そして10月にはチベットへ侵攻しました。チベット軍は蹴散らされ、チベット東部はあっという間に制圧されてしまいました。昭和26年(1951年)5月23日、北京の旧日本大使館で中共とチベットの間で会談が行われ17箇条の協定を強要され偽印を使って結ばされてしまいました。
チベットを侵略した中共軍は当初はチベット人民に対して親切で礼儀正しかったといいます。農業を手伝ったり、仏像に敬意を表していました。人を傷つけるようなことはせず、女性に触れたり、物を破壊することは一切なかったそうです。そして病院を建て、学校を建設し、道路を舗装しました。しかし、学校では子供たちにチベットは「中華民族」の一部であると教え、チベット人は中国の歴史、文化、慣習を学び、本来のアイデンティティに回帰すべきと教えます。チベット人の文化、歴史は恥ずべきものである、と。中共が当初親切にしたのはチベット社会の中にもぐりこみ、チベット社会の中の社会階層を見分けるためであり、財産を誰が所有しているかを見分けるためでした。
昭和30年(1955年)から宗教活動が禁止されはじめ、昭和31年(1956年)にはタムジンという人民裁判の仕組みが作られました。公衆の面前で個人を卑しめたり、その罪状を糾弾するのです。それから「密告制度」を作りました。住民同士に密告させて人間不信の社会を作り出すのです。そして社会的弱者とされた人に制服をあたえ、彼らには不当に搾取され続けたのだと説き、チベット人の間で憎悪の感情が生まれるように仕向けていったのです。
中共の侵略に対して昭和29年(1954年)、チベット・ゴロク族が蜂起し、中共軍が殲滅作戦を展開します。昭和31年(1956年)、リタン、デルゲ、カンゼ、ニャロン、ポなど、各地で蜂起がおこります。昭和32年(1957年)にはカム地区で初期から中共へ抵抗し、戦ってきたゲリラの英雄、ゴンボ・タシがラサに入り、反中組織「チュシ・ガンドゥク」を結成。米国CIAの援助を受け、チベット独立をかけて全国的な戦いを展開します。昭和33年(1958年)3月には青海アムド地区で13万人が参加する反中民衆決起が勃発。中共軍は鎮圧作戦を行って、11万6千人を殲滅したといいます。
パンチェン・ラマ10世
「青海省での残虐行為をすべて撮り収めた映画があれば、観客は大きな衝撃を受けるに違いない。ゴロク地区では多くの人たちが殺され、死体は丘の上から濠に向けて転げ落とされた。解放軍兵士たちは遺族に向かって、反乱が一掃されたのだからお祝いしろと言った。あるいはむりやり死体の上で躍らせ、最後には機関銃を掃射した」
「青海省での残虐行為をすべて撮り収めた映画があれば、観客は大きな衝撃を受けるに違いない。ゴロク地区では多くの人たちが殺され、死体は丘の上から濠に向けて転げ落とされた。解放軍兵士たちは遺族に向かって、反乱が一掃されたのだからお祝いしろと言った。あるいはむりやり死体の上で躍らせ、最後には機関銃を掃射した」
毛沢東
「青海反動派の反乱は大変結構。勤労人民解放のチャンスがやってきたのだ。(中略) チベットでも全国的な反乱がおこりうるからそれに備えなければならない。チベット反動派が全国的反乱を起こせば、そこの人民はそれだけ早く解放を勝ち取れるのだ」
「青海反動派の反乱は大変結構。勤労人民解放のチャンスがやってきたのだ。(中略) チベットでも全国的な反乱がおこりうるからそれに備えなければならない。チベット反動派が全国的反乱を起こせば、そこの人民はそれだけ早く解放を勝ち取れるのだ」
青海チベット人地区では反乱を防ぐ目的で5万人あまりが逮捕され、牧畜区に住むチベット人、モンゴル人の1割が逮捕され、蜂起のない地区でも全人口の21%が捕らえられます。84%は誤認逮捕で拘留中にその半分が死亡しました。
参考文献
オークラ出版「チベット大虐殺の真実」『チベット人権弾圧クロニクル』岩田温
文藝春秋「アジアの試練 チベット解放はなるか」櫻井よし子(編)
『中国のチベット・ジェノサイドの恐怖』三浦小太郎
扶桑社新書「中国が隠し続けるチベットの真実」ペマ・ギャルポ(著)
参考サイト
WikiPedia「カム反乱」
オークラ出版「チベット大虐殺の真実」『チベット人権弾圧クロニクル』岩田温
文藝春秋「アジアの試練 チベット解放はなるか」櫻井よし子(編)
『中国のチベット・ジェノサイドの恐怖』三浦小太郎
扶桑社新書「中国が隠し続けるチベットの真実」ペマ・ギャルポ(著)
参考サイト
WikiPedia「カム反乱」
添付画像
フリーチベットクリップアート John from Normal Illinois, USA
フリーチベットクリップアート John from Normal Illinois, USA
Image may be NSFW.
Clik here to view.
応援お願いします。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
お手数ですがこちらもよろしくお願いします。
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

胡錦涛は1989年チベット虐殺の張本人
http://www.youtube.com/watch?v=7TGGJ1UvTDk
http://www.youtube.com/watch?v=7TGGJ1UvTDk
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.
