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Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
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[転載]日本の国の強さは何であるのか。明治から学ぶ「君民一体」。

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          日露戦争直前の『戯画 公園の各国児童』
 
(解説文)
朝日太郎(日本のこと) 「おい露助、清吉の油断に付込んで饅頭(満州のこと)を盗もうとは何事だ、さあ早く返してしまえ!」
露助 「つべこべ言うな、生意気な野郎だ。俺の身体の大きいのが見えんか」
仏次 「露助君、そっと僕にも分けてくれたまへ」
独一 「仏次君、君が貰ったら僕にも分けるんだよ」
米蔵 「これは面白い。露助のやつ強そうなことを言っているが、朝日にヤラレルんじゃないかな」
英子 「露助の顔の憎らしいこと、有夫サン、その艦を太郎さんに上げなさいよ」
有夫 「そうだ、早くやろう」(アルゼンチンより巡洋艦日進、春日を購入)
韓坊 「太郎兄ちゃん恐いよ」
清吉 「グウ・・」
・・・・・・・・・
 
日露戦争前の状況がひと目でわかる「戯画」です。
ある意味で、日本人がいちばん輝いていたのはこの頃のような気がします。
我が国は日清戦争後の三国干渉で大国ロシアやドイツ、フランスには到底かなわないと、臥薪嘗胆、悔しいが歯をくいしばって堪え難きを堪えていました。
しかし、ロシアのあまりの横暴と国家存亡の危機に我が国は遂に立ち上がることになるのです。
 
この日露戦争をロシアはもちろんシナでも学校で教えない、というよりも歴史にないのです。そして、肝心の日本でも大事な部分をほとんど教えていません。
先達が祖国の危機に瀕して勝つ望みの薄い戦にひとつになり勝ち抜いた栄光に満ちた時代を知ることなしに、どうして日本人として生きてゆく喜びを味わえるのでしょうか。
 
東ヨーロッパのことわざにこういう言葉があります。
「ロシアの隣国になるほど不運なことはない」。
明治33年、ロシアの大軍が満州支配を目指して黒竜江を超えて南下します。
その時、ロシアは黒竜江の東岸であるブラゴウェシチェンスクにおいて、三千人の支那人を一人残らず駆り立てて、全員を黒竜江に突き落とすという大虐殺を行ったのです。この時、ブラゴウェシチェンスクにいた帝国陸軍の石光真清の日記にはその状況がよく書かれています。
 
これを知った日本人は怒り、同じ東洋の民族がこんなにむごたらしく扱われている、それを黙って見ていられようかと国民感情は沸騰し、我が国危うしとして正義の戦としてロシアとの戦いを決意していくのです。
 
当時、明治大帝ご自身による陸軍大演習の御統監、昭憲皇太后までもが軍艦に乗り込まれて海軍将兵の士気を鼓舞されたことをみても、日本の軍隊の強さが皇室のお心遣いの賜物であるといえます。
 
明治大帝は戦争だけはお避けになりたかったのですが、あえて決断を下さねばならなかった明治大帝の御気持ちを偲ばれるお言葉があります。
 
事乃一蹉跌を生ぜば 朕何を以てか祖宗に謝し、臣民に対するを得んと、すなわち涙さんさんとして下る
(失敗することがあれば、我が高祖皇宗(御始祖と歴代天皇)の神霊に何とお詫びを申し上げ、我が子のごとく慈しむ国民に対してどうして顔向けが出来ようかと苦しみ、涙が流れるばかりである)
 
君民一体の国柄である我が国は、兵士が戦地で冬の厳しい寒さに堪え忍んでいるときは明治大帝も決してストーブをつけることなく兵士の辛苦をともにし、兵士が真夏の暑い時に軍服で戦っている時にも明治大帝は軍服を脱ぐことはなかったのです。そして、日本の栄光ある勝利であります。
 
明治大帝はこの戦より御食事がおすすみにならず、八年後に御隠れなるのですが、
明治大帝の御心労のほどが如何ばかりだったかが偲ばれます。
 
明治大帝の日常生活は質素を旨とし、自己を律すること厳しく、その御代はひたすらに公のために尽くし、私を省みないご生涯でありました。
国民の安寧と国民との結びつきの御心は皇室の伝統として代々伝えられてきた不変のものです。
 
なぜ明治の時代が君民一体となって輝いていたのか?
その答えは明治大帝の次の御製を読めば自ずとわかるはずです。
 
あしはらの 国とまさむと 思ふにも 青人草ぞ たからなりける
(日本の国を富ませたいと思うにつけても、第一に貴い宝はわが国民である)
 
照につけ くもるにつけて おもふかな わが民草の うえはいかにと
(照れにつけ、曇るにつけて思うのは、わが国民の生活はどうであろうかということである)
 
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 我が国の強さの中心はやはり天皇陛下である、
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転載元: さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」


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